未経験からフリーランスで成功するための方法

  


近年、フリーランスという言葉をネットで検索する人が増加傾向にあります。実際、労働市場がフリーランスという働き方を受け入れ始めています。また、その自由な働き方からフリーランスを目指す人も増えており、需要面と供給面の両方が上昇を見せています。フリーランスのエージェントの方に話を聴いてみても、案件も増えているが、フリーランスの方も増えているということで、フリーランスの労働市場が比較的過熱状態にあることがうかがえます。

フリーランスとして働くのは基本的に経験者が多いです。そんな中、未経験の方でもフリーランスの比較的自由な働き方を享受したいと思う人は多いと思います。

 今回は、未経験からフリーランスとして活躍し月収60万を稼いでいる私が、未経験からフリーランスになった方法を伝授します。


自己紹介

私は保育園、小学校、中学校、高校と全て不登校で、高校は5年間通信制で通ってやっと卒業できました。その後短期大学の栄養学科で二年間学びました。大学では一言も言葉を発さずに卒業しました。約2年前に新卒で栄養士として調理業務を行っていましたが、調理師にパワハラを受けて、1か月で精神を病んでやめました。その後精神科に行ったところ、統合失調症と診断されて障碍者認定されました。私は今24歳で、女です。 

そこからフリーランスに転向し、現在では月収60万円を稼がせていただいております。

フリーランスとして活動を始めた理由は、組織で働くことができないと確信して、個人でどうしても働きたいという強い思いがあったからです。

フリーランスとして働き始めたのは20226月頃です。

 

フリーランスとしての最初の一歩

最初の一歩は誰でもできる案件にとにかく応募をしました。プラットフォームはAppen, Lionbridge, そしてFreelancerです。 

フリーランスとして最初に取り組んだプロジェクトは音声文字起こしプロジェクトでした。

日本語音声からの日本語の文字起こしなので日本人であれば誰でも入れるものでした。単価が1分の音声につき$0.08でした。

最初は月に5万程度しかもらえませんでしたが、仕事を真面目にこなしていたのに加えて、上司に質の高い質問をするなどをして上司に取り入り、QAに昇格し、そこからは月30万円程度の報酬をいただきました。

 

最初の案件を得るまで

最初の仕事を得るために行った内容としては、インターネット上の全ての案件を探しに行く勢いで、少しでもできそうならば応募しました。とにかく受かることだけを考えました。

履歴書は持っている情報をフルに活用し、見栄えが良くなるようにこだわりました。

 

最初の案件での立ち回りについて

とにかく上司とコミュニケーションを取り、実力や誠実性をアピールしました。チャンスを全て逃さず、上司が全体チャットで何か質問や通知を行った際には一番最初に一番丁寧に答えました。上司との個人チャットは必ず開通させました。逆にこちらから質問をする時には、業務をよく理解した上で、優秀な人がするような質問をしました。

 

特に難しかった点

未経験から始めて特に難しかった点は、ガイドラインを丁寧に覚えることでした。未経験でできる業務はデータ入力などですが、こちらはガイドラインを覚えることがとても重要になってきます。たとえ未経験であったとしてもガイドラインを熟知している人には価値が出てくるからです。

最初のクライアントを獲得するには前の見えない霧の中をとにかく応募しまくる必要があります。これが困難でした。仕事を一か月で辞めるような私と仕事を一緒にしてくれる方が本当にいるのだろうかという不安の中でも、応募書類をそろえ、多数の応募をするというのが大変でした。


身に付けたスキルとその向上について

現在、英語をとにかく頑張っています。実際には英語ができなくても翻訳やChatGPTがあるので特に問題はありません。しかしながら、英語ができるに越したことはないので毎日勉強、練習を行っています。

 

業務中の態度について

ものすごく礼儀正しく振舞いました。面接が終わった後のフォローアップや、質問をした後に返答が返ってきたら感想とともにお礼を言います。当たり前だと思うかもしれませんが、基本的なことも極めると力を発揮します。

 

成功の要因や転機

成功の鍵となった要因は上司に取り入り、QAに昇格し、さらにそのあとスーパーバイザーに昇格したことです。

これによって他の仕事を取る時に上の立場であったということを履歴書にかけるようになりました。

また、応募する案件についても、背伸びをすれば実力や結果はついてくると思います。

  

これからフリーランスを始める人に対してのアドバイス

どんなに簡単なことでも、全力で取り組むことが重要です。

それが次のキャリアに繋がります。全力で取り組むことによって次の案件探しでも自信を持って私はこれをやったんだと言えるようになりますし、役職も上がるかもしれません。それがまた次の面接・面談の材料になります。

今、あなたは霧の中でもがいているかもしれませんが、求めれば絶対に誰かが手を差し伸べてくれます。なので「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」の精神でとにかく数を打ってください。

また、失敗しないための注意点や心得としては、フリーランスは信頼を得ることが一番重要です。在宅だからとだらけてしまう人がいますが、それが一番信頼が無くなるのでダメな行為です。絶対にやめてください。そういう人が仕事を任せられなくなって、あぶれた仕事が全部私の方に来ました。そしてそういう信頼が私やあなたの立場を上げてくれたり、次の仕事に繋がったりします。

もう一度言いますが、フリーランスで必要なのは、信用・信頼です。信頼をなくすような行動はしてはいけません。

そして最後に当たり前なのですが、挨拶はちゃんとしましょう。挨拶をしないと上司や同僚を軽視していると思われてしまいます。人に丁寧に接していれば失敗したときに彼らが手を差し伸べてくれます。また、通話を切る時は絶対に相手が切ってからにしましょう。相手を軽視していると思われるような行為はやめましょう。

 

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